公益社団法人日本精神保健福祉士協会の分野別プロジェクト「産業精神保健」では、精神保健福祉士を対象に、課題別研修として、産業精神保健に関する研修を行ってきました。
さらに、キャリアラダーの中にもあるように、支援者自身が健康に働き続けることをサポートする目的で、2023年2月に、「精神保健福祉士のストレスに関する調査」を実施し、708件の回答をいただきました。
その分析結果の一つでは、異動、転職などによる環境の変化の直後から1~2年が高リスクである、という状況がみられました。
そのため、予防的な取り組みとして、環境変化がある時期の前後に、セルフケア研修を実施することになりました。
第1回の2月では、お互いにストレスに感じていることをシェアし、情緒的にサポートをしあう時間になりました。
第2回の5月は、今の状況で感じていることから、必要なリソースにつなげていく、ダイアローグの体験を行います。
支援者が健康を保つために必要なことについて、ポイントをお伝えするとともに、皆様と一緒に考える機会になればと思います。
ぜひご参加ください。
この研修は、一般社団法人日本産業精神保健学会 精神保健福祉士部会と公益社団法人日本精神保健福祉士協会との共催となります。
【第2回】
日時:2024年5月10日(金) 19時~20時45分(ZOOMを使用したオンライン)
内容:
①セルフケアとして自分の周りとの関係性を振り返る
春日未歩子(一般社団法人森とこころの研究所)
②今の状況で感じていることから、必要なリソースにつなげていく、ダイアローグ
メインファシリ 春日未歩子
各グループファシリ 産業精神保健福祉士部会世話人
③研修のまとめ
佐藤恵美(メンタルサポート&コンサル沖縄)
参加費:無料
参加方法:ZOOM(お申込後、URLをお送りします)
定員数: 90名
お申し込み締め切り: 5月9日18時
※グループワークがありますので、カメラをON、話ができる環境でご参加ください。
※本研修は公益社団法人日本精神保健福祉士協会生涯研修制度「課題別研修」に位置づいています。
主催者
日本産業精神保健学会 精神保健福祉士部会